真宗大谷派「東本願寺」へ参拝と納骨!
納骨
去年の冬に真宗大谷派の「東本願寺」へ参拝に行ってきたのに、日々忙しくなかなか記事をアップできませんでした(*_*; ようやくまとめていきます。
JR京都駅に着きました。
ゆっくり歩いても徒歩5分以内で到着できそうです。看板がありました。
地図で確認します。どんな構造になっているのでしょうか。東本願寺WEBサイトから地図をお借りします。
大きな門が見えてきました。
これが「御影堂門」です。すごい迫力です(^^;)
2022年の「京の冬の旅」(1月8日~3月18日)にて、東本願寺の御影堂門特別公開を行います。普段は非公開の御影堂門の楼上(内部)が見学できるそうです。
御影堂門の楼上内部には、釈迦三尊像が安置されていて、楼上から見渡す景色は、南側に京都駅や京都タワー、東側には東山連峰や京の町並みが、西側には御影堂・阿弥陀堂が普段とは違った角度からご覧いただけます、とのことです。
御影堂(重要文化財)
御影堂門を入ってみると、遠くからでもわかる御影堂が見えます。こんなに引いて撮影しないと全体が入らないんです(^^;)親鸞聖人の御真影や歴代宗主の御影像が安置されています。
朝の晨朝法要に続いて晨朝法話を毎日行っているそうです。誰でも無料でご聴聞いただけます。
そのほか、毎日2回午前10時と午後1時に真宗本廟法話があるそうです。
境内のほぼ中央に建つ、宗祖親鸞聖人の御真影を安置する真宗大谷派の崇敬の中心をなす重要な建物です。2019年に国の重要文化財に指定。現在の御影堂は、蛤御門の変による焼失の後、 1895(明治28)年に再建されたもので、阿弥陀堂、御影堂門とともに2011(平成23)年の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌の特別記念事業として大規模な修復がなされました。
堂内の正面中央に親鸞聖人親鸞聖人の御真影が安置されており、左右には歴代門首の御影や第8代蓮如上人の御影、また十字・九字名号が掛けられています。
真宗大谷派「東本願寺」WEBサイトより
阿弥陀堂(重要文化財)
毎朝7時から晨朝法要(朝のおつとめ)という法要があるそうです。どなたでもご自由にお参りいただけます。阿弥陀堂で漢音阿弥陀経を勤めた後、御影堂で正信偈・和讃が勤まります。
御影堂の南側に建ち、御本尊・阿弥陀如来を安置するお堂です。御影堂と同じく1895(明治28)年に再建され、正面52m、側面47m、高さ29mの規模をもちます。阿弥陀堂の内陣は、『仏説阿弥陀経』の世界が表現され、天井から柱にいたるまで金色で荘厳されています。また、御本尊・阿弥陀如来の左右には、法然上人をはじめとする七高僧や聖徳太子の御影像が掛けられています
真宗大谷派「東本願寺」WEBサイトより
阿弥陀堂門(重要文化財)
御影堂門の南側に建つ、切妻造・唐破風付の四脚門形式の門です。江戸時代には「唐門」と呼ばれており、明治時代の火災による焼失後、1911(明治44)年に落成されました。
真宗大谷派「東本願寺」WEBサイトより
「唐門」といえば、「西本願寺」さんにもあったような。(西本願寺への参拝ブログ) 別名「日暮門」と呼ばれ 日が暮れるのも忘れて見入ってしまうのでそう言われているそうです。 桃山時代の豪華絢爛な彫刻や檜皮葺きの上品な屋根とのこと。
鐘楼(重要文化財)
朝のお勤めの合図や、法要などが勤まる前に撞かれる撞鐘が吊り下げられています。現在の撞鐘は、 2010(平成22)年におよそ400年ぶりに新調されたものです、と説明がありました。
こちらはそれまでに使用されていた梵鐘みたいです。
「東本願寺撞鐘(梵鐘)」と記した説明文が掲示されています。「東本願寺の境内地南東の鐘楼に懸かっていた撞鐘(梵鐘)。
慶長7年(1603)、徳川家康から京都烏丸六条の寺地の寄進を得た教如聖人が、 同9年(1604)9月の御影堂の造営に合わせて鋳造したもの。
鋳造 慶長9年(1604)5月28日
吊下 慶長9年(1604)6月6日
撞初 慶長9年(1604)6月7日
製作 鋳物師大工浄徳
仕様 総高 256cm
口径 156cm
総重量 3800kg
手水屋形(重要文化財)
手水屋形は入母屋造り、本瓦葺きであり、石の水盤が据えられ、その上に乗せられた銅製の竜の口から水が注がれています。竣工は1895(明治28)年頃と言われています。
真宗大谷派「東本願寺」WEBサイトより
法語行灯
側面には、「人と生まれたことの意味をたずねていこう」と記載されています。
ここが「お買い物広場」です。
中では、親鸞聖人に関する書籍やお経のCDやDVD、念珠や蝋燭、東本願寺のオリジナル記念品やお土産品などが販売されています。
東本願寺での納骨について
さて、当ブログでは特に「納骨」についての記事をよく取り上げていますので、ここで少しご紹介いたします。
真宗大谷派(東本願寺)へのお骨の納骨は2通りございます。
2 宗祖親鸞聖人のお墓所である大谷祖廟(東大谷)における「大谷祖廟納骨」→詳しくは(本山納骨特集!画像で学ぶ「大谷祖廟」)をご覧ください。
- 真宗本廟(東本願寺)への納骨
- 大谷派寺院を通じて事前のお手続きが必要です
- 分骨のみのお取り扱いとなります
- 大谷祖廟(京都市東山区)への納骨
- 事前のお手続きは不要です
1 「真宗本廟収骨」
親鸞聖人が明らかにされた本願念仏の教えを受け継ぎ(法義相続)、真宗本廟(東本願寺)を崇敬護持すること(本廟護持)の趣旨に賛同いただき、相続講金を一定額(12万円以上)お納めいただいたご門徒への賞典(お扱い)として、御影堂に安置されている親鸞聖人の御真影のもとにご遺骨をお収めいたします。
① 「相続講員真宗本廟収骨證」の発行を受けます。
収骨證は、真宗大谷派に所属する寺院・教会(お手次寺)を通して発行しています。
住職にご相談いただき、相続講金(ご遺骨1体につき12万円以上)を住職を通してお納めください。詳しくは、お手次の寺院へご相談ください。
② 寺院より、「相続講員真宗本廟収骨證」「冊子『参拝される皆さまへ』」「肩衣」を受け取ります。
③ 真宗本廟(東本願寺)へ参拝される日を決定します。
④ 参拝の申し込み
参拝日が決定したら、「参拝日お申し込みフォーム」(東本願寺WEBサイト)または、冊子『参拝される皆さまへ』に付録のハガキにて、お申し込みを行ってください。※参拝予定日の2週間前までに申請してください。
※お手次の寺院から「真宗本廟収骨證」・「本山永代経御紐解證」・「本山申経参詣證」のいずれかの発行を受けた場合のみ、上記フォームをご利用できます
⑤ 真宗本廟(東本願寺)へご参拝
2 「大谷祖廟納骨」
大谷祖廟は、真宗本廟(東本願寺)の飛地境内地で、宗祖親鸞聖人の御廟所です。1670年の造営以来本願寺の御歴代のご遺骨をはじめ、真宗に流れを汲む数多くのご門徒のご遺骨が納められています。
大谷祖廟への御納骨とは親鸞聖人追慕の情により皆様方の大切な方のご遺骨を、聖人の御廟へお納めさせていただくものです。
大谷祖廟では 2万円以上からご納骨が可能です。
過去に、取材した(本山納骨特集!画像で学ぶ「大谷祖廟」)で参拝の様子がわかります。
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