お墓のリフォーム(帰還編)
スタッフブログ
前回の記事では、K様のお墓の撤去、石材店さんでお預かりしてもらって綺麗になって帰ってくるはず、という内容でした。
本日、お墓の石碑を搬入されるということで、またもその作業をブログに記載できたらと思います。
石碑の搬入
朝8時から作業されるということで、見学に行ってみると、すでに作業を開始されていました。
まずは、カロート部分からでしょう。撤去した四つの墓石を囲っています。
土を足して、大きさを調整しながら水平を保つように組み合わせます。
カロート部分が出来上がりました。石碑の表面がめちゃ綺麗になっています。
さらしで巻いたご先祖様のお骨を元の場所へ埋葬します。
次の2段目を設置します。前回は穴が少ししかなくもう手が入らない状態でした。
リフォーム前はこんな感じでした。
リフォーム後はこれだけ穴を大きくしてくれました。かなり納骨しやすくなりました。この写真でよくわかるのではないでしょうか。ビフォーアフターの石碑の輝きの違いを。
これはすごい!本当に明治に建てられた墓石なのでしょうか。表面がめちゃくちゃ輝いています。
詳しくは、「おうちで大阪石材(ダイジェスト版)」をご覧ください。ダイジェスト版もあるんですね。
早くも3段目を設置します。彫られた字もくっきりわかりやすくなっています。
動画で見ていただいたらいいのですが、この吊るし上げるシステムがすごい!あ、釣り上げるのほうがいいのでしょうか?
一つ飛ばして一番上の石を釣り上げたままにして真ん中の石を設置するようです。石材店さんは昔からこのやり方なのでしょうか。これを人力だけで積み上げていた時代があったのでしょうか。お墓のお預かり編の時なんて、かなり重たそうでしたから降ろすのはできても、二人で積み上げるのは・・・。私は相変わらず見てただけです。
一番上の石を釣り上げたままこの真ん中の石は二人で持ち上げて設置していました。この手順はなぜなんでしょうか。やりやすいから?傷がつくから?職人さんに聞いてみたらよかった。
最後に隙間を埋めたり、補強、掃除をされて終了。
これで完成です。いや、すごい!明治のお墓が生まれ変わりました。
ビフォーがこちらです。石を四方1cmくらい削って修復していくんですって。ちょっとだけコンパクトになったような気もしますね。
遠目からでも違いがわかりますね。いや、貴重な作業を見学させていただくことができました。K様ありがとうございました。また、大阪石材店さんの職人さんもお邪魔して申し訳ございませんでした。
また作業動画を載せておきましょうか。
カテゴリー[スタッフブログ]の関連記事