本山納骨特集!曹洞宗大本山「永平寺」編
納骨の豆知識
永平寺での納骨
先日、福井県の永平寺に立ち寄りましたので、本山納骨特集の曹洞宗永平寺版をご案内致します。
曹洞宗は大本山が二つありまして、福井県吉田郡にある永平寺と、神奈川県横浜市にある總持寺です。開祖の道元さまの永平寺と、瑩山さまの總持寺を合わせて両大本山と言うそうです。
「道元さまが正しい仏教の教えを中国より日本に伝えられ、道元さまから四代目の瑩山さまが全国に広められ、曹洞宗の礎を築かれました」と書いてあります。
とても景色の良い緩やかな傾斜の山道を車で走ってきました。近くまで来ましたら、警備員の人がこちらに停めてくださいと案内してくれました。
賑やかな観光スポットという感じで御土産屋さんや軽食屋さんが並ぶ道を歩きます。
駐車場から300mくらい坂道を歩いて敷地内に入ってきました。
歩いていくと龍門という入口に到着。拝観料は500円でした。
山門から入るような感じではなく通用門が入口でした。
全体的な鳥瞰図はこんな感じです。
参拝の道順は「東司」→「傘松閣」→「僧堂」→「仏殿」→「法堂」→「大庫院」→途中で中雀門 → 「山門」という流れでした。その様子を写真でお伝えします。
吉祥閣に入ったところから参拝順路となります。
御朱印受付所です。これが大事なのに素通りしました。
いきなり鳥瞰図をみながら休憩できる場所。
傘松閣に入ってきました。
「絵天井の間」というそうです。
中雀門の上だったかな。下だっだかな。中庭です。
迷路みたいで楽しいです。
これが僧堂です。
階段が斜めになっていてのぼりやすい、疲れにくい作りかもしれません。
仏殿にきました。
中雀門から上を見上げて、仏殿を撮影しました。
下におりて山門です。ここは通り抜けできないようにされていました。ここを通れるのは住職と修行を許可されて入山する僧、修行を終えて寺を出る時の僧のみだそうです。
御帰りの際にご本尊に背を向けて帰らないような作りにしている・・・とテレビ番組で曹洞宗僧侶の方が解説していたような・・・。
どこを歩いているかわからなくなってきたので地図で確認しました。
吉祥閣に戻ってきて屋根の修理の寄付金を集めていらっしゃいましたので、一口分1000円を寄付。
般若心経などの経本と手首の数珠など記念品をもらいました。
総受処で肝心の納骨について聞いてみました。予約は不要で参加される法要の40分前までに受付をしてくださいとのこと。
納骨料は30000円です。全骨での納骨は受け付けておりません、分骨のみでお願いします、と教えてくれました。
法要時間は5つの時間帯に分かれているみたいですね。申込用紙を頂きました。
法要のあと、お骨は「祠堂殿」「舎利殿」でしたか、納めるそうです。
浄土宗の知恩院の時と一緒でした。
以下、永平寺のWEBサイトの「よくあるご質問」を転載させていただきます。
Q 駐車場はありますか。
A 永平寺半杓橋すぐ近くに本山コインパーキングがございます。
ご参籠ご供養でお越しの場合は、受け付けの際にその旨をお伝えください。
Q 全部ゆっくり見てまわるとどれくらいの時間がかかりますか。
A だいたい一時間弱となります。ただ、永平寺は山の斜面に建てられており、階段が多いので、休憩することも考え余裕を持ってお越しください。
Q 急に雨が降った場合、傘の貸し出しなどはあるのですか?
A 永平寺では建物がすべて屋根の付いた廊下で繋がっております。
雨でも安心して拝観することが出来ます。
Q 車イスでの参拝は出来ますか?
A 絵天井の間や山門など一部のみになりますが、拝観することが出来ます。
Q お寺で精進料理を食べたいのですが…。
A 精進料理のみのご案内はしておりません。 お昼ご飯は門前のお店でお願いします。
Q 御祈祷はやってないのですか?子どもの受験の合格を祈りたいのですが…。
A お正月の三が日のみになります。また、毎月18日は転読大般若祈祷を行っており、法要の様子を見ることが出来ます。
もらったパンフレットに記載されているわかりやすい案内図です。
永平寺には夏の終わりに拝観に来ましたが、かなり涼しく感じました。建物も壮大で重厚感があってかなり見応えがあり、魅了されます。写真では全然伝わらないと思いますので、檀家以外の方というか宗派の違う方も一度行かれてみてはいかがでしょうか。
その他、各納骨ブログをご紹介いたします(^^)/
真言宗 本山
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