中山寺で納骨!命名だけじゃない、聖徳太子創建の日本初観音霊場!
納骨
宝塚にある景観がすばらしく広大な敷地の「中山寺」
こちらで掲載しています納骨のブログが人気がありまして、一心寺さんや四天王寺さんに間違えられてお問合せ頂くことも多くなってきたこの頃、大阪の吹田近辺から電車でも車でもアクセスできお参りしやすい納骨場所はないか探していましたら見つけました、というか昔から知っている場所ですが。子供の命名で有名な大本山「中山寺」です。今回はこちらのお寺の納骨についてと、御朱印巡りも併せて紹介していきます。
今回も私は車で行きました。近くにパーキングがありまして、係りの人が「先払いで500円ね!」ということで、麓の駐車場に止めて歩いていきました。
阪急「中山観音駅」のガードを潜り抜けて、30m歩くと山門に到着しました。
まずは右にある鳥瞰図で全体を把握します。納骨の受付は阿弥陀堂かその横の妙音殿のようですので、そこを目指します。
中山寺さんの山門もまた立派です。そして仁王像様もやはり立派です!
山門をくぐるとまずは「総持院」ここは、卯年の文殊菩薩、酉年の不動明王と福禄寿を祀る塔頭寺院です。水子供養の受付所になっています。
この参道が広大でワクワクしませんか。
すぐ右に「華蔵院」という建物。戌年亥年の守り本尊である阿弥陀如来と毘沙門天を祀る塔頭寺院だそうです。
ジグザグに各建物を訪れています。次は「宝蔵院」。未年申年の守り本尊である大日如来と弁財天を祀る塔頭寺院です。
この宝蔵院に自動販売機の「おみくじ」があったので100円でしてみました。会社の命運をこのおみくじで!という気持ちで。2番はその通りですね、信じて頑張ります。3番は余計なお世話です。いや心して肝に銘じます((+_+))
次は「観音院」です。こちらは、辰年巳年の守り本尊である普賢菩薩と大黒天を祀る塔頭寺院です。写経体験ができるみたいです。
こちらは「成就院」です。丑年寅年の守り本尊である虚空蔵菩薩と布袋尊を祀る塔頭寺院だそうです。
この階段を上ってもいいのですが、右にエスカレータがありました。こっちからいきましょう。
エスカレータを上がると、「納経所」があります。こちらで御朱印をもらうのですが、スタンプラリーではないのですから、本堂でお参りしてからにして下さいという今までの各お寺の教えに従い後で受付します(^^)
どこまできたのか復習です。
次のエスカレータを登る前に地下に「涅槃堂」があるので立ち寄ります。ここは、羅漢堂の地下に位置し、涅槃図と金色の千体仏が奉納されております。
次がすごい迫力でした。「五百羅漢堂」です。お釈迦さまとそのお弟子である羅漢さまの像が五百体以上祀られるお堂です。ここでパノラマ写真を撮ってみました。iphoneならではですね(^^)
この写真応募してみます。
次は「水掛地蔵」様がいらっしゃいます。経木塔婆の供養所で、浄水を注いで亡くなった方の供養を行います。
「閻魔堂」です。西国三十三所の開創には徳道上人と閻魔大王との縁起があり、このお堂には閻魔大王と十王が祀られています。参詣された方は、生前の罪を裁く閻魔さまに向かい合うことで日頃の行いを顧みて手を合わせておられます。とのことです。
何やら怪しげな洞窟みたいな・・・。「石の櫃(からと)」って書いています。
寺伝では十四代仲哀天皇の先后大仲姫がこちらに埋葬されたと伝えられているそうです。
次は「寿老神堂」です。寿老神を祀るお堂。山内七福神など幾つかの霊場の札所でもあります。
「大黒堂」です。七福神の一柱で、財福の神さまである大黒天をお祀りしているお堂です。
けっこう上の方まで登ってきました。「阿弥陀堂」にやっと到着しました。こちらは、阿弥陀如来がお祀りされるお堂で、日々ご供養を行っています。ご先祖さまや亡くなった方のご回向を受け付けており、時間ごとに読経を捧げてご遺族の方とご一緒にご冥福をお祈りさせていただいております。とのことです。
このとなりの「妙音殿」で納骨の受付をしています。
奥でちょうど納骨のご読経中でした。左の受付で申し込みます。一般的に申し込まれるのは、金額的には、「納骨回向」の一霊 5万円 ではないでしょうか。
申込用紙はこちら。
ちょうど私の前のお客様が「特別永代」一霊 百万円をポンっとその場でお支払いされておりました。すごっ^^; こちらは立派なお位牌を作成し、100年中山寺さんにお祀りするというコースです。後ほど紹介する、大願塔に作成されたお位牌はご安置されるそうです。
料金表はこちらです。
真ん中の項目に「先祖代々納骨」というのがあり、係りの方にお聞きしますと、名前を残さないで宜しければ、先祖代々の方々のお骨を何霊でも二十万円でお受け致します、とのことでした。墓じまいをお考えの方がお墓の抜魂の読経を済ませて、お墓撤去、じゃあたくさんのお骨は?という時にこの中山寺さんの「先祖代々納骨」も選択肢のひとつに入れてもいいかもしれませんね。費用を一番安く抑える方法も別にありますが、ご遺族、ご親族の気持ちの問題がついてまいりますので、このような方法が一番いいのではないでしょうか。
納骨の受付のあと、2~3か月はこの阿弥陀堂に仮安置されるそうです。
その後、こちらの「萬霊塔」に納骨されるみたいです。
この「萬霊塔」で手を合わせてお墓参りして帰るということでしょうか。
上の画像の裏の方です。背伸びして写真撮りました。実際に納骨される係りの方しか入れないのでしょうか。想像ですけどこちらから納骨するのでしょう。
こちらは「大願塔」です。大日如来をお祀りする朱色の多宝塔で、「特別永代供養」のお位牌安置所です。
入口からでも高くそびえ立っていたのでずっと気になっていたのですが、やっと到着しました。「青龍塔との異名をもつ色鮮やかな五重塔」です。この写真を応募しようか。
いやこっちがよく撮れてる!この写真を中山寺さんのWEBサイトに応募しましょうか(^^)
こちらには子授け地蔵様がいらっしゃいます。子宝を望む方が子授け地蔵さまに願布を奉納し、手を合わされます。
そして遠回りしましたがやっと「本堂」に到着です。中山寺のご本尊の十一面観音さまが祀られ、安産をはじめ人々のさまざまな願いを祈願する道場です。脇侍にも十一面観音さまを祀り、合わせて三十三面となるのは西国三十三所の各観音さまを表しています。毎月18日御開扉。とのことです。
「護摩堂」を通りました。不動明王をはじめとする五大明王が祀られているお堂で、近畿三十六不動霊場の札所の一つに数えられています。毎月8日、18日、28日には護摩が焚かれ、参詣された方が納めていかれた護摩木の祈願がなされます。
そして「開山堂」です。中山寺を開山されたと伝えられる聖徳太子の立像を祀るお堂です。
ここまで登って来るのにエレベータもありますので車いすの方も大丈夫です。
先程の「納経所」で300円で御朱印帳に墨書してもらいました。西国三十三巡りの第二十四番目です。
またもやちゃんとドライヤーが完備されております。
さあ、帰りましょうか。帰りの裏の山門にも仁王像様と共に門番のお役目狛犬さんがいらっしゃいました。
左の狛犬さんの左鼻穴に鼻汁みたいに白くなっていたので修正しときました。
まとめ
以上、赤ちゃんの命名でとても有名な大本山 中山寺さんに納骨のレポートと御朱印巡りも兼ねて、お参りに行ってきましたが、とても広大な敷地にある歴史ある大寺院でびっくりしました。私の周りにも、中山寺さんで名前を付けてもらったという人がたくさんいて、一度行ってみないと!と気になっていたのですが、めちゃくちゃおすすめの納骨場所ですね(^^)
命名してもらった名付け親のお寺で最期は納骨されるというのも感慨深いものがありますよね。あなたに付けてもらった名前でたくさん生きてきましたよ!ありがとうございました。そちらに戻りますね!という意味も込めて。
骨佛のお寺で有名な一心寺さんもいいですけど、いろんなお寺を知れば知るほど、ここでも「納骨してもらいたい!」って気持ちになります。どうぞ参考にしてください。
恒例かつ丼巡り
中山寺さんの帰りにという距離ではないのですが、おいしいお蕎麦屋さん、きっと地元では有名?なお店に寄って、恒例なのかはさておき、かつ丼を食べて帰ってきました。
そば処 三佳さんです。みなさん、お昼時に並んででも食べたくなるお店なのでしょう。タッチの差で並びました(*_*
みなさん、お蕎麦など食べてる中、私は「かつ丼」を頼みました。けっこうおいしかったです。画像で判断してください(^^)/とろとろたまごでとじてくださって私好みでした。
ぜひ立ち寄ってみてください。
その他、各納骨ブログをご紹介いたします(^^)/
真言宗 本山
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